施工計画

モンロー工法は、原位置において土砂とセメントミルク・硬化液を混合してソイルセメント壁体を造成しますので、 施工地盤の諸性質の把握が特に大切です。ソイルセメントの強度は土質および配合により異なりますが、 多くの実施データに基づいて決定しています。また、用途によりソイルセメントだけで造成する場合と、 ソイルセメントと応力材(芯材)とによって造成する場合があり、応力材には側圧にH形鋼などを使用します。

配合および一軸圧縮強さの概略値

SMW用土質区分  配合(対象土1.0㎥当り) 一軸圧縮強さ
(N/㎟)
セメント(㎏) ベントナイト(㎏) 水(ℓ)
粘性土 250〜450 5〜15 400〜900 0.5〜1.0
砂質土 200〜400 5〜20 300〜800 0.5〜3.0
砂礫土 200〜400 5〜30 300〜800 0.5〜3.0
粘土および特殊土 室内配合試験などにて配合を検討

土質区分

土質区分 左欄に属する土質名
粘性土 シルト質粘土、砂質粘土シルト、
粘土土質シルト、砂質シルト
シルト質砂、粘土質砂は
両区分の中間的な存在
砂質土 細砂、中砂、粗砂
砂礫土 砂礫、玉石混り砂礫
粘土および特殊土 有機質土、火山灰質粘性土、高有機質土、その他

標準的なマシンの構成

用途 機械名 能力 使用台数 重量(t)
削孔混練機 ベースマシン 25t〜50tラフターベース 1 36〜53
削孔装置 φ350〜φ600 1
調合プラント スラリープラント SHP-8 1 3.5
セメントサイロ プラント一体型 1 4.0
建込機 ベースマシン又はラフタークレーン 1
残土処分 油圧ショベル 0.4リューベ 1 10
ダンプ・コンテナ車 4t・10t 随時
電力 ゼネレーター 45KVA・150KVA 1 4.5

※モンロー型工法におけるマシンは削孔混練機、注入材調合プラントなどに大別されます。